バンコク旅行でアイコンサイアムを訪れたいけれど、シャトルボートとBTSのどちらが便利なのか分からず迷っていませんか。
「フロアが多すぎて、目的のお店にたどり着けるか不安」「レストランが多すぎてどこで食事をすればいいか分からない」と感じる人も少なくありません。
結論からお伝えすると、初めて訪れるならBTSシーロム線でクルン・トンブリー駅まで行き、ゴールドラインに乗り換えてチャルンナコーン駅で降りるルートが最もスムーズです。渋滞の影響をほとんど受けず、モール入口まで屋根付きの通路でつながっているため、雨の日でも濡れずに移動できます。
この記事では、アイコンサイアムへのアクセス方法をBTS・シャトルボート・タクシーの3パターンで比較し、GフロアからM階、1階から7階までのフロアガイド、眺めのよいレストランからフードコートまでのグルメ情報、さらに現地で役立つ実用情報や効率よく回るモデルコースまで詳しく紹介します。
初めて訪れる人でも、読み終えるころには迷わず移動でき、行きたいお店を効率よく回れるようになるはずです。
今回は、アイコンサイアムへの船・BTSでの行き方や料金、フロアガイド、レストラン一覧について詳しく紹介します。
アイコンサイアムとは?チャオプラヤー川沿いの巨大複合施設
アイコンサイアムは、2018年11月にチャオプラヤー川沿いのクロンサン地区にオープンした、タイ最大級の複合商業施設です。延べ床面積は約52万平方メートルにおよび、500以上の小売店と100以上の飲食店が集まっています。バンコク初出店となる高島屋のほか、世界的な高級ブランドの旗艦店も多く、タイ在住者だけでなく旅行者からも高い人気を集めています。
専門店ゾーンと百貨店ゾーンの違い
アイコンサイアムは、専門店ゾーンの「ICONSIAM」と、百貨店ゾーンの「サイアム高島屋」という2つの棟で構成されています。どちらもGF、UG、M、1階から7階までの同じフロア構成になっており、内部の連絡通路で自由に行き来できます。ファッションやグルメを中心に楽しみたい場合は専門店ゾーン、日本ブランドの雑貨や食品を探したい場合は高島屋側を中心に回ると効率的です。
営業時間と基本情報
営業時間は店舗によって多少前後しますが、館内全体としては以下の時間帯を目安にしてください。料金・営業時間は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住所 | 299 Charoen Nakhon Rd, Khlong Ton Sai, Khlong San, Bangkok |
| 営業時間 | 10:00〜22:00(店舗により異なる) |
| 定休日 | 基本的になし |
| 最寄り駅 | BTSゴールドライン チャルンナコーン駅(直結) |
| 主な設備 | SookSiam、噴水ショー、映画館、美術館 |
アイコンサイアムは施設内だけでも1日過ごせるほどの規模があるため、目的地をある程度絞ってから訪れると、限られた滞在時間でも満足度の高い時間を過ごせます。
アイコンサイアムへの行き方を徹底比較
アイコンサイアムへ向かう方法は複数ありますが、旅行者に特に利用されているのはBTSとゴールドラインを乗り継ぐ方法と、サトーン船着場から出ているシャトルボートです。それぞれの特徴を理解したうえで、自分の旅程に合った方法を選んでください。
BTS+ゴールドラインで行く方法
BTSシーロム線でクルン・トンブリー駅まで移動し、ゴールドラインへ乗り換えるルートです。クルン・トンブリー駅で改札を出て、3番出口方向へ徒歩約2分進むとゴールドラインの改札があります。ゴールドラインに乗車し、1駅先のチャルンナコーン駅で降りれば、そのままアイコンサイアムの館内へ直結しています。天候に左右されず所要時間も読みやすいため、初めてバンコクを訪れる旅行者にも利用しやすいルートです。
シャトルボートで行く方法
BTSサパーンタクシン駅の2番出口を出て徒歩数分の場所にあるサトーン船着場から、アイコンサイアム行きのシャトルボートに乗る方法もあります。チャオプラヤー川の景色を眺めながら移動できるため、船旅そのものを楽しみたい人に向いています。運賃は2026年6月時点で片道12バーツとなっており、以前の8バーツから値上げされているため、訪問前に最新の料金を確認しておくと安心です。
タクシー・Grabで行く方法
タクシーやGrabを利用すれば荷物が多い場合でも移動が楽になりますが、平日夕方や週末はチャオプラヤー川沿いの道路が渋滞しやすく、電車やボートより時間がかかることがあります。到着時間を優先したい人は、BTSとゴールドラインを組み合わせたルートのほうが移動時間を予測しやすいでしょう。
| 行き方 | 所要時間の目安 | 料金の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| BTS+ゴールドライン | サパーンタクシン駅から約15分 | 数十バーツ程度 | 渋滞を避けたい人・時間を読みたい人 |
| シャトルボート | サトーン船着場から約10分 | 片道12バーツ前後 | 川沿いの景色を楽しみたい人 |
| タクシー・Grab | 渋滞状況により変動 | メーター運賃または配車アプリの提示額 | 荷物が多い人・宿泊先から直接向かいたい人 |
比較してみると分かるように、時間の正確さを優先するならBTSとゴールドラインの組み合わせ、雰囲気を楽しみたいならシャトルボートというように、目的に応じて使い分けるのが合理的です。荷物が多い日や小さな子ども連れの場合は、多少料金がかかってもタクシーやGrabを選ぶと移動の負担を減らせます。旅程に余裕があるなら、行きはボート、帰りはBTSというように組み合わせるのもひとつの方法です。
フロアガイド完全版:フロアごとの見どころとお店
アイコンサイアムは英国式のフロア表記を採用しており、GF(グラウンドフロア)が実質的な1階にあたります。フロアごとにテーマが分かれているため、事前に大まかな配置を把握しておくと迷わずに移動できます。
GF・UG階:グルメと市場の雰囲気を楽しむフロア
GF階には、タイ各地の屋台グルメと水上マーケットの雰囲気を再現したフードコート「SookSiam」があります。館内には音楽と噴水を組み合わせたショーも開催されており、写真撮影のスポットとしても人気があります。同じフロアには7-Elevenやスーパーマーケットもあるため、飲み物や軽食の調達にも便利です。UG階には回転寿司チェーンなどの飲食店が並び、軽く食事を済ませたいときに利用しやすいフロアです。
M階・1階〜3階:ファッションとライフスタイルのフロア
M階には海外の下着ブランドなどが並び、1階にはH&Mやスターバックス、%Arabicaといった人気ブランドが集まっています。2階にはApple Storeやユニクロがあり、3階にはスポーツブランドやロフト、無印良品などライフスタイル雑貨の店舗が充実しています。ファッション関連の買い物を中心にしたい人は、この1階から3階を軸に回るとスムーズです。
4階・5階:カフェとビューティーのフロア
4階にはKOI Théやカフェ・アマゾンといったカフェチェーンがあり、休憩スポットとしても利用しやすいフロアです。5階はコスメやドラッグストアが多く、Watsonsなどでスキンケア用品やお土産を探すのにも向いています。
6階・7階:眺望を楽しむダイニングフロア
6階はレストランゾーン「アランカラーン」を中心に、タイ料理店が集まるダイニングフロアです。フロア中央には高さ約15メートルのウォーターウォールがあり、写真スポットとしても知られています。7階には、タイ最大級のスターバックスリザーブ店舗と、チャオプラヤー川を望む屋外テラス「ナパライテラス」があり、夕方以降は川面のライトアップを眺めながらくつろげます。
| フロア | 主なジャンル | 代表的なスポット |
|---|---|---|
| GF | フードコート・市場・スーパー | SookSiam、噴水ショー、7-Eleven |
| UG | グルメ | 回転寿司などの飲食店 |
| M | ファッション | 海外ブランド店舗 |
| 1階 | ファッション・カフェ | H&M、スターバックス、%Arabica |
| 2階 | デジタル・ファッション | Apple Store、ユニクロ |
| 3階 | スポーツ・雑貨 | ロフト、無印良品 |
| 4階 | カフェ・雑貨 | KOI Thé、カフェ・アマゾン |
| 5階 | ビューティー | Watsons |
| 6階 | ダイニング | アランカラーン、ウォーターウォール |
| 7階 | カフェ・眺望 | スターバックスリザーブ、ナパライテラス |
フロア表を見ると分かるとおり、下層階は市場やグルメ、中層階はファッション、上層階はダイニングと眺望というように、目的別に階層が分かれています。買い物を中心にしたい場合は1階から3階、食事や写真を楽しみたい場合は6階から7階を軸に回ると、移動距離を抑えながら効率よく館内を楽しめます。
アイコンサイアムのおすすめレストラン一覧
アイコンサイアムには本格的なタイ料理店から気軽に立ち寄れるフードコートまで、さまざまなタイプの飲食店が揃っています。滞在時間や予算に合わせて選べるよう、代表的なお店をタイプ別に紹介します。
眺めを楽しみたいなら6階・7階
川沿いの景色を眺めながら食事をしたい場合は、6階のダイニングゾーンや7階のテラス席が向いています。6階にはバンコクで長く親しまれているパッタイ専門店の支店もあり、行列で知られる本店の味を落ち着いた環境で楽しめます。7階のスターバックスリザーブでは、限定メニューやグッズを扱っており、コーヒー好きの人にとって立ち寄る価値のあるスポットです。
タイの屋台文化を味わうならSookSiam
GF階のSookSiamでは、タイ各地の郷土料理や屋台グルメを一か所で味わえます。水上マーケットを模した装飾が施されており、実際に船で商品を運ぶ演出も見られるため、食事だけでなく雰囲気そのものを楽しみたい人にも向いています。混雑しやすい時間帯は昼と夕方の食事時なので、ゆっくり座って食べたい場合は時間をずらすと過ごしやすくなります。
手軽に済ませたいならフードコート・カフェ
買い物の合間に軽く食事を済ませたい場合は、UG階の回転寿司や、各階に点在するカフェチェーンが便利です。長時間の観光で疲れたときも、こうした店舗であれば行列に並ぶことなく短時間で休憩できます。
| タイプ | フロア | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 川沿いダイニング | 6階 | 本格タイ料理・落ち着いた雰囲気 | ゆっくり食事を楽しみたい人 |
| スターバックスリザーブ | 7階 | タイ最大級の店舗・テラス席 | コーヒー好き・写真を撮りたい人 |
| SookSiam | GF | 屋台グルメ・市場の雰囲気 | タイらしい食体験をしたい人 |
| フードコート・カフェ | UG・各階 | 手軽・回転が早い | 短時間で食事を済ませたい人 |
この表からも分かるように、じっくり食事を楽しみたいか、短時間で済ませたいかによって選ぶべきフロアは大きく変わります。旅行日程に余裕がある日は6階や7階でゆっくり過ごし、観光の合間の食事はSookSiamやフードコートで手早く済ませるといったように、シーンに応じて使い分けると滞在全体の満足度が高まります。
知って得する現地情報
広大な施設だからこそ、事前に知っておくと安心できる実用情報をまとめました。旅行中に困りやすいポイントを先に押さえておきましょう。
ATM・両替
館内にはATMが複数設置されており、現金が不足した場合でもすぐに引き出せます。ただし海外発行のカードでは利用手数料が発生することが多いため、少額を何度も引き出すより、まとめて引き出すほうが手数料を抑えやすくなります。両替所も館内にあるので、レートを比較してから利用すると安心です。
Wi-Fi
館内では無料Wi-Fiが利用できるサービスが提供されています。地図アプリで館内の店舗を検索したいときや、SNSに写真を投稿したいときに活用できますが、時間帯によっては速度が安定しないこともあるため、大事な通信は事前に済ませておくと安心です。
トイレ・喫煙所
トイレは各階に複数設置されており、清潔に保たれています。喫煙は屋内では原則禁止されているため、指定された喫煙スペースを利用する必要があります。館内マップやスタッフに確認しながら移動すると迷いにくくなります。
荷物預かり・コインロッカー
買い物や観光で荷物が増えた場合は、館内のロッカーサービスを利用すると身軽に移動できます。特にSookSiamで土産物をまとめ買いする予定がある人は、先に他のフロアを回ってから最後に立ち寄る順番にすると、荷物を持ち歩く時間を短縮できます。
子連れ・シニアへの配慮
エレベーターやエスカレーターが各所に設置されているため、ベビーカーや車椅子でも移動しやすい構造になっています。館内は冷房が効いているフロアが多く、暑さが厳しい時期でも比較的快適に過ごせますが、屋外テラスへ出る際は日差し対策を忘れないようにしてください。
効率よく回るモデルコース
滞在時間に応じて、いくつかのモデルコースを紹介します。旅程に合わせて参考にしてください。
半日コース(3〜4時間)
午前中にGF階のSookSiamで軽く食事と買い物を済ませ、1階から3階のファッションフロアを回ったあと、6階や7階で休憩するコースです。移動距離を抑えながら主要なフロアを一通り体験できます。
1日コース
開店直後にGF階から見学を始め、昼食はSookSiamで、午後はファッションフロアと美術館を見学し、夕方以降は6階でディナー、7階のテラスで夜景を眺めて締めくくるコースです。1日通して滞在する場合は、途中で休憩を挟みながら回ると疲れにくくなります。
雨の日コース
アイコンサイアムは屋内施設が中心のため、雨の日でも快適に過ごせます。移動はすべて館内の連絡通路を使い、屋外に出る場面を最小限にすることで、天候に左右されず観光を楽しめます。
| コース | 所要時間の目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 半日コース | 約3〜4時間 | 他の観光地と組み合わせたい人 |
| 1日コース | 約6〜8時間 | じっくり滞在したい人 |
| 雨の日コース | 滞在時間に応じて調整 | 天候を気にせず過ごしたい人 |
こんな人におすすめ
アイコンサイアムはタイプによって楽しみ方が変わる施設です。自分の旅行スタイルに近いタイプを参考にしてください。
| タイプ | おすすめ度 | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてのバンコク旅行 | ★★★★★ | ゴールドライン直結でアクセスしやすく、館内も分かりやすい |
| 子連れ | ★★★★☆ | ベビーカーで移動しやすいが、施設が広く歩く距離が長くなりやすい |
| 写真好き | ★★★★★ | 噴水ショーやウォーターウォールなど撮影スポットが豊富 |
| 雨の日 | ★★★★★ | 屋内中心で移動できるため天候の影響を受けにくい |
| グルメ重視 | ★★★★★ | 屋台からダイニングまで幅広い価格帯の飲食店が揃っている |
このように、写真を撮りたい人にも、雨の日に観光したい人にも対応できる懐の深さが、アイコンサイアムが長く支持されている理由のひとつといえるでしょう。
まとめ
いかがでしたか。この記事では、アイコンサイアムへのBTS・シャトルボートでの行き方、フロアガイド、おすすめレストラン、現地で役立つ実用情報、モデルコースまで詳しく紹介しました。
初めて訪れるなら、渋滞の影響を受けにくいBTSとゴールドラインの組み合わせが移動しやすく、川沿いの景色を楽しみたいならシャトルボートも魅力的な選択肢です。フロアごとにテーマが分かれているため、買い物中心なら1階から3階、食事や眺望を楽しみたいなら6階から7階を軸に回ると、限られた時間でも効率よく満喫できます。
広大な施設だからこそ、事前にアクセス方法とフロア構成を把握しておくことで、当日の移動がぐっとスムーズになります。ぜひ本記事を参考に、自分の旅行スタイルに合ったプランでアイコンサイアムを訪れてみてください。